コスタデルソル の冬 [コスタデルソルでの生活]
11月頃に雨の日や風の強い日はあったが、1月に入って快晴の日が続く。
気温は日中は17~20度で最低気温は7~13度だ。
17度では日陰で寒く感じる時もあるが日中の日差しが強いので半袖シャツで十分だ。
昨日(1/27・日)も天気が良かったのでトレモリノス(隣町)までバスで行き、
帰りの約7キロを海岸沿いの遊歩道=プロメナードを女房と2人で歩いて帰ってきた。
シーズンオフで多くのレストランは閉まっているが、日曜日はスペイン内陸部
(コルドバやセビリア)からのスペイン人で結構賑わい昼食レストランの席を
見つけるのに苦労した。
*トレモリノスからベナルマデナへの途中、昨日の「カリウエラ海岸遊歩道」
*トレモリノスから私の住むベナルマデナ迄はこの様な海岸遊歩道が約10キロ続く。
トレモリノスから約5キロ、私のアパートから2キロ程のところに
「ベナルマデナ・プエルトマリーナ」があり、この地区の観光の目玉
にもなっている。
*昨日お茶をしたプエルトマリーナのカフェ(上)、プエルトマリーナの全体図(下)
ここは以前にも紹介したと思うが20年程前に出来たマリーナで約1100艘の
ボートが係留できるとの事。またコンドミニアムやお店だけでなく
レストランやバーが百数十軒(多分)あり観光客で賑わう。
シーズンオフのウイークデーはひっそりしているが昨日は賑わっていた。
上の写真はベナルマデナの遊歩道で私のアパートから徒歩12~15分の所にある。
私と女房は週に数回このカフェでカフェオレかビールを飲む。
昨日の散策で少し日焼けした。
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橋本
タグ:カリウエラ
素敵な都市バルセロナと盗難 [コスタデルソルでの生活]
1昨日の深夜にバルセロナ(2泊3日)から帰って来たが、バルセロナの
地下鉄車内でスリにやられた。バルセロナの地下鉄のモニターには日本語でも
「スリにご注意」のテロップが流れる。私も危険は承知なので財布は後ろ
ポケットではなくポシェットに入れていたがチャックを開けられ財布が
無くなっていた。財布の中身は現金は80ユーロ程、クレジットカードが4枚、
日本の運転免許証とスペインの住民カード等が入っていた。
クレジットカードは直ぐに使用不可にしたが、昨日は朝から2時間近く地元の
警察に行きスペインの住民カードの再発行手続きをした。
これまで旅行業界で30数年間働き、お客様へはいつもヨーロッパでは盗難に
注意する様に言い続けて来たが、自分がやられてはシャレにならない、、、
恥ずかしい!!!
犯人はアラブ女性数人。話しかけられ、何を言ってるのかよく分からなかったが
乗換え駅が分らないのかと思い1分ほど耳を傾けたところ、彼女たちは次の駅で
降りその1分後にポシェットのチャックが空いているのに気づいた。
直ぐに地下鉄保安官に連絡し詳細を話し、その後近くの警察で盗難証明をもらった。
皆様も海外へ行くときはくれぐれも盗難にご注意下さい。
バルセロナは綺麗な街だ。
私が初めてこの町に来たのは40年以上前になる。その後何度か来ているが
いつもグループと一緒なので余り観光をしていない。
3年前にも来たが大きな団体と一緒だったのでずっとホテルでチェックインと
荷物の世話をしていた。
昔から有名なランブラス通りは変らない。しかしカタルーニャ広場から
北に伸びるグラシア通りは見違える程綺麗になったと思った。
ガウディ作のカサ・ミラやカサ・バトリョは変わらないが、世界のブランド
店が豪華でおしゃれなビルに入っている。
ザラ、マンゴ、ベルシュカ、H&M、ユニクロなど今最も勢いのあるお店が
豪華絢爛なビル内にあり、シャンゼリゼやリーゼントストリートと比べても
引けを取らない。
バルセロナでも日本人グループは少なく、韓国のグループが目立った。
スリにあった後、ヤケクソでバルセロナで今一番人気のバー・レストラン
と言われる「ボカ・グランデ」へ行った。女房のカードで。
10日ほど前に日本のテレビでも紹介されていた。
一番安いワイン1本+えび料理+ムール貝料理+パン・トマトで合計
1万円程だった。今はやりのヤング・エグゼクティブ風の人が多く
私の行く場所ではないと感じた。
今回の旅行で特に行ってみたかったのがカタルーニャ音楽堂だ。
世界遺産にも登録されている大変綺麗な音楽堂だ。
舞台が小さいので通常のコンサートホールより座席数が少ないと思ったが
3階席が奥深く2200席あるらしい。
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マラガ〜バルセロナ間の往路はライアンエアー、復路はブエルングで
飛んだ。ライアンエアーの料金は1人24ユーロ、ブエルングは1人27ユーロ
だった。シーズンオフなのでめっちゃ安い。
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橋本
タグ:バルセロナ
1月6日クリスマスホリデー最後の日 [コスタデルソルでの生活]
*ベナルマデナ1月6日夜。町の人口約6万人でこの人出。
驚いた!! こんなに沢山の人が居たとは!!
スペインのクリスマスは12月24日神の子キリスト様がお生まれになった
前日から1月6日の「東方三賢人の日」まで続く様だ。
(ジングルベルやホワイトクリスマスの曲がこの日まで流れる)
クリスマスイブは日本のお正月同様、家族でお祝いする為か街は比較的
静かだが1月5日の夜(東方三賢人の日の前夜祭イブ)はお祭りだ。
スペイン各都市でこのお祭りがあるとの事だがここベナルマデナでも
歩ける人は皆な街に繰り出す。
ちょっと貧弱なデズニーキャラクター擬きが何十代かの台車に乗って
街を練り歩く。飾られた台車には子供達が乗っていてキャンディーを群衆に
投げ、それを子供も大人もキャーキャー言いながら拾いあい街は大騒ぎだ。
子供達は皆スーパーのレジ袋を持っていて袋一杯のキャンデーを拾う。
私も子供達をかき分けキャンディーを拾った。
クリスマス前はスーパーなどでフルーツケーキが山積みで売られていた。
多分これがこちらのクリスマスケーキ。
1月6日(東方3賢人の日」のケーキとしてこのドーナツ型の柔らかい菓子パンが
スーパーに山積され飛ぶ様に売れていた。
これで冬休みが終わり、サー1月7日(月)から学校が始まる。
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橋本
タグ:東方三賢人の日
セビリア観光 [コスタデルソルでの生活]
マラガからセビリアへはコルドバ乗り換えのAVE新幹線が早いが料金が
倍なので、昨日は中距離列車でセビリアへ行った。
一昨年(2017)11月の大雨による線路被害と列車脱線事故以降、この路線は
現在も一部区間がバス輸送の為、片道3時間20分掛かる。
通常片道料金は24ユーロだがシニア割引で15ユーロ。
到着後現役時代の癖が出て、以前良く使った大型ホテルをタクシーで見て回り
女房からブーイングを貰ったが最後にホテル・アルフォンソ13世のロビーで
コーヒーを注文し機嫌を直してもらった。
ホテル・アルフォンソ13世は小ぶりだが気品のある良いホテルだ。
*アルフォンソ13世。セビリアで一番高いホテルで1泊3万円程から。場所も良い。
3時すぎに世界遺産で有名なアルカサル宮殿へ行ったが、200メートル程の
長い行列で入場できなかった。ネット予約をしてくるべきだったと反省。
近くのヘレス広場でフラメンコを踊っていた。プロの踊りで見応えがあり
もっと観たくなりサンタクルス地区へ移動、夕食の後地球の歩き方にも
載っている「カサ・デ・ラ・ギターラ」でフラメンコショーを楽しんだ。
シニア割引で1人15ユーロ、通常18ユーロ。小さなステージだが迫力があった。
昨日はクリスマスの最終金曜日の為か街は人で溢れていた。
(1月6日がクリスマスの最終日でこの日までジングルベルが街に響く)
帰りは同じルートで夜8時発の列車に乗り23時25分定刻にマラガ着。
そこから列車で30分、ベナルマデナの自宅に着いたのは夜中の12時15分。
列車代を含め昨日の出費は2人で2万円程だった。
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橋本
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追記:正月のお雑煮にはもちろんお餅も入れました。(日本から持参)
タグ:セビリア
年末年始 [コスタデルソルでの生活]
皆様、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
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大晦日は女房と2人でマラガのカウントダウンに行った。
それなりに盛り上がったがMCが良くなくカウントダウンが出来なくて
ちょっとガッカリ。花火もなかったので1時の路線バスで帰ってきた。
電車は10時で終わりだがバスは夜中も毎30分で運行している。
元旦の朝食はお雑煮とエビ、茹タコ、こうや豆腐、サーモン・ソーセージ等。
お雑煮の具は白菜、じゃが芋、人参、玉ねぎ、ネギ、マッシュルーム、
ワカメなどで私のいなか風。味噌は日本から持参した。味は結構良かった。
隣のスーバーで姫路の清酒八重垣を売っていたのでお神酒とした。
朝食後ビーチへ行って散歩した。今日も快晴で気温は20度(夜は10度程)。
電車で10分程の場所にあるカルフールショッピングセンターで和牛と白菜と
ネギを見つけた。この和牛はスペイン北部のブルゴス産と書いてある。
白菜は40年ほど前韓国人がヨーロッパに進出しキムチを作り出したので
ヨーロッパの都市では手に入る。ネギは形は違うが日本の長ネギと同じ味だ。
シラタキは無いので中国産乾燥うどんを茹でて入れ、玉ねぎも少々入れた。
味付けは醤油、砂糖、ダシ、みりん、お酒。ミリンと調理用酒は日本から持参。
すき焼きを作る上で一番大きな問題はどこの店もお肉をスライスしてくれない事。
仕方ないので自分で薄くスライスしたが料理人の様には行かない。
見た目は良く無いが美味しかった。ドリンクは安いスパークリングワイン。
生卵はこちらでは食べないが、ここ数年サルモネラ菌中毒は発生していないし
冬なので大丈夫だと思う。
パソコンで紅白歌合戦を半分ぐらい観たが途中でやめた。
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橋本
タグ:年末年始