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スペインの運転免許証 [コスタデルソルでの生活]

IMG_3827.jpg*マラガの交通総局

先週の金曜日3/22にマラガの交通総局(運転免許試験場と同じ)へ行き

日本の運転免許証をスペインのものに切り替え申請してきた。

(先々週のポルトガル旅行は日本の国際運転免許証で運転した)

私がスペインに来て10ヶ月になるがバルセロナでの盗難で日本の運転免許証を

なくした為、スペイン運転免許証の申請が一番遅れた。

これでスペイン滞在に必要な住民登録や外人登録など全てを取得し、暫くはスペイン

のお役所訪問はなくなると思いう。

それにしてもマラガ交通総局は最悪だった。不親切で高飛車で英語を話すスタッフが

いない。係官も不親切でイライラして機嫌が悪い感じだ。

マラガは60万人都市でこれだけ外国人が多いのに英語が通じない(これがスペイン?)

IMG_3465.jpg*マラガ交通総局の案内窓口

まず相談窓口らしき窓口には数枚の紙が貼られ「予約はこのホームページよりしろ」

「予約なしでは受け付けないぞ」などとスペイン人向けにスペイン語で書かれている。

もちろん英語の表記はない。60万人都市でこのサービスだ。

ガードマンの様な人に尋ねると「交通総局のホームページ(スペイン語)で確認し

必要書類を揃え持ってくる事」とスペイン語でまくし立てる。

毎回感じるのだが英語で話かけるとスペイン人は皆ナーバスになる様だ。

スペインの運転免許証取得に関しては在スペイン日本大使館・領事館のホームページ

で詳しく案内されているので大変助かった。

必要書類を揃えネットで予約のページに入ると直近は一杯で一番早い3週間先の

3月22日11:00に予約を入れた。

で3/22 遅れない様に10:30に交通総局に到着し予約番号札を取り、ひたすら待った。

窓口は10程ある。11:00になっても私の前に30人程いる。11:30頃になり私より

後の番号が呼ばれ始め、12:00になっても私の番号が呼ばれない。

近くの窓口に行き私の番号はまだか尋ねても番号を呼ばれるまで待てと叱られる。

12:30にやっと呼ばれ窓口へ。偉そうなおばさんが不機嫌そうな顔で何か捲し立てる

ので日本大使館・領事館の案内通りの書類一式を黙って渡し待つ事15分で

「仮運転許可証」を貰えた。

スペインの運転免許申請では日本の運転免許証を預ける事になるのでスペインの

国際運転免許証を申請したいと言うと、同じ番号を呼ばれるまで待てとの事で

又ひたすら待った、が14:00になっても番号が呼ばれない。14:30閉館なので

不安になり、再度窓口で私の番号はまだか尋ねたら、めんどくさそうに10番の

窓口へ行け、と言われそこで5分程待ちやっと国際免許証を貰えた。計4時間待ち。

IMG_3842.jpg*日本とスペインの国際免許証

スペインのお役所ではスペイン人も外国人も全てコンピューター又は

スマホを使いこなせる事を前提にしている。市民サービス精神などない。

ガラケーを持っているお年寄りも多いがどうするのだろう。

尚、A-4紙の「仮運転許可証」を貰ったが、スペインの運転免許証は1ヶ月程で

自宅に郵送されてくるとの事、又預けた日本の運転免許証は在スペイン日本大使館

宛てに送られるのでマドリッドでピックアップするか郵送をお願いする事になる。

日本では発行まで2時間待ちなのにスペインでは1ヶ月待ち。

スペインのコンピューターシステムは大変古い様だ。


橋本


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ポルトガル旅行ー3 [コスタデルソルでの生活]

IMG_0260.jpg*ポルトガルの高速道路

昨日ポルトガルからベナルマデナ(マラガ近郊)のアパートに帰った。

10日間で2400キロ走ったがあまり疲れてない。

スペインとポルトガルの高速道路は素晴らしい。ポルトからファティマや、

ファティマからエボラなどの高速道路(上の写真)は誰が何の為に作ったのか。

片道3車線でアウトバーンより立派だが週日にも関わらず車もトラックも少ない。

3車線の真ん中を時速120〜140キロで走ってもスピード感が無い。

この道はEU(ドイツ中心)のお金で作ったと思うがメインテナンス等はどう

するのか他人事ながら心配になる。一般国道も路肩が広く走り易い。

しかしポルトガルではガソリンが高い。1リットル1.5~1.6ユーロ=200円だ

(スペインでは160~170円)。またドライブインも高い。チョコレート

・クッキー・サンドイッチも街中のお店に比べ倍でコーラ1本3ユーロ=380円だ。

ポルトガルは物価が安いはずなのに観光客が利用するリスボンの名物路面電車も

7〜8分乗って1人350円と高い。

知らない街での運転は避けた方が良い。私はいつも高速道路を降りたら街中の駅や

広場などに車を停めタクシーを探し、ホテルまでタクシーに誘導して貰う。

特にリスボンやポルトは坂道が多く旧市街のホテルを見つけるのは不可能だ。

ポルトガルから国境を超えスペインに入ってまず気がつくのが高速道路の路肩が

狭くなる事、ガソリンやコーヒーが安くなる事、トイレが汚い事、英語が通じない事、

タバコを吸う人が多い事等。

前にも書いたがポルトガルでは驚くほど英語が通じ、皆親切で笑顔だ。

エボラのレストランでは50歳位のコックさんが出てきて英語で「美味しいですか?」

と挨拶に来た。スペインではあり得ない。スペインは英国と同じ大国だからか?

ファティマからの帰りに世界遺産都市「エボラで」1泊した。

IMG_0290 (1).jpg

上が11世紀建立の大聖堂で支倉常長とも関係があるとの事。下はエボラのローマ遺跡。

阪急トラピックスのグループを見かけた。

IMG_0257.jpgIMG_0295.jpg

エボラからスペインに入り世界遺産「メリダの遺跡」を訪問した。

紀元前8世紀のローマ遺跡との事(下の写真)。

IMG_0293.jpg*メリダのローマ劇場

IMG_0294.jpg*メリダの円形競技場

2つの遺跡は隣り合わせにあり上のローマ劇場は6000人の、下の円形競技場は

1万4千人を収容したと言う。日本ではまだ知られていないが見応えがあった。

先ほど計算したが10日間の保険込みレンタカー代、ガソリン代、ホテル代、

食事代、コーヒー代、お土産代、その他もろもろで2人で1500ユーロ=約20万円

掛かったが大変楽しい旅行だった。ポルトガルは良い国だった!!!

IMG_3828.jpg

*自分へのお土産のシェリーワインやポートワインなど

橋本

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ポルトガル旅行ー2 [コスタデルソルでの生活]

IMG_3654.jpg*ロカ岬

ユーラシア大陸最西端「ロカ岬」に来る事は私が旅行業界に入った時

からの夢だった。夢が叶った!!!

ポルトガルは貧しいイメージがある。数十年前はヨーロッパの最貧国

の一つでドイツや北欧に出稼ぎに出る人が多かった。5〜6年前は

EU内でもギリシャと並び失業率が高く赤字国家だった。

しかし今ここに来てみるとイメージとは全く違う国がある。

街は綺麗だし観光客で溢れている。失業率も改善され景気は上向きとの事だ。

IMG_3681.jpgIMG_3639.jpg

*リスボンの街とジェロニモ修道院

もう一つ驚いた事は皆な英語が上手だ。店員もウエイターもタクシー

ドライバーも警官もガソリンスタンドでも流暢な英語を話す。なぜ?教育?

スペインでは英語が通じない。またポルトガル人は笑顔で親切だ。

IMG_3720.jpg*活気あるポルト

ポルトも綺麗な街だった。道にゴミが落ちてなくトイレも結構きれいだ。

スペインではレストラン内のトイレでも汚いところが多い。

スペインからここに引っ越ししたいぐらいだ。もう少し暖かければ...

IMG_3765.jpg*ファティマのお土産屋さん

今ファティマのホテルでこのブログを書いている。

この街はカトリックの聖地で日本からの巡礼も多いとの事。


橋本


タグ:ポルトガル
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ポルトガル旅行 [コスタデルソルでの生活]

IMG_3593.jpg

*ヘレス・ラ・フロンテラのカテドラル

今朝ベナルマデナを出発し10日間のポルトガル旅行を開始。

今1泊目のヘレスのホテルでこのブログを書いている。

当初マラガからリスボンの往復は空路を考えていたが、いつも利用する

マラガのレンタカーが格安な為、レンタカーにした。

日本でレンタカーを借りるとエコノミーカーでも1日6〜7千円+保険料で

1万円近く掛かるが(ガソ別)、このレンタカーの料金は10日間+フル・

プロテクションの保険込みで総額184ユーロ=約2万4千円(1日2,400円)

と超安い。

IMG_3590.jpg

*借りたルノー。メガネと書いてフランス語ではメガーヌと発音するらしい。

ヘレス・デ・ラ・フロンテラはシェリーワインの産地で世界的に有名だ。

先ほどワイナリー「ティオ・ぺぺ」を訪問して来た。

ここにはスペインの王様やピカソなど多くの著名人が署名した樽があり、

その中に5月から天皇陛下になられる皇太子様ご署名の樽もあった。

IMG_3604.jpgIMG_3602.jpg

ここには約4000樽が寝ているとの事。

IMG_3607.jpg*ティオぺぺシェリーワイナ工場

工場見学は昨日ネットで予約した。

遊園地の様な赤いミニ列車に乗り約1時間の見学と4種のシェリーワインの

テイスティング+タパス3品付きで1人22ユーロ。

IMG_3608.jpg

以前見学したスコッチウイスキー工場やカールスバーグビール工場見学と

比べても悪くなかった。


今日のヘレスの気温は26度で真夏並みだった。

今日は約300キロ走ったが、明日はリスボンまで500キロ走る予定だ。


橋本


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マラガのカーニバル [コスタデルソルでの生活]

IMG_3428.jpg*私が一昨日撮影した

カーニバルと言えば”リオのカーニバル”や”ベニスのカーニバル”が

有名だが、マラガのカーニバルも大変盛り上がっていた。

リオのカーニバルはテレビでしか見た事ないので比べられないが、

ここのカーニバルはどちらかと言えば仮装行列に近く、楽しむ為の

お祭りだ。スペイン人は兎に角お祭りが好きだ。

マラガのカーニバルは2月23日(土)に始まり一昨日3月3日(日)に

終わったが、私は3月2日と3日に観てきた。

3月2日の夜は商店街マルケス・デ・ラリオス通り約500メートルを

仮装行列が紙吹雪を撒きながら往復し、周りは観客でごった返す。

IMG_3240.jpg

*3月2日夜のマルケス・デ・ラリオス通り。夜8時ごろ

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*スペイン人は楽しみ方を知っている。大盛り上がり。地元のテレビ局も

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3月3日(日)は16時から町中を練り歩き海岸へ。

よく分からなかったが、19時に海岸に着きイワシの張りぼてを

燃やして終了らしい。

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*子供のチームを含め数十組がダンスをしながら街を練り歩く

IMG_3363.jpg

*マラガの歌にあわせてノリノリのダンス

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*ボリビア?からのダンシングチーム。スペインは元宗主国

IMG_3430.jpgIMG_3429.jpgIMG_3431.jpg

スマホを向けると皆ポーズを取ってくれる。

兎に角楽しいお祭りだった。


橋本

*カーニバルは宗教的には今日3月5日(火)が最終日だが都市により

期間が異なる様だ。



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マルベーリャ [コスタデルソルでの生活]

IMG_3139.jpg*マルベージャ行き路線バス

昨日路線バスでマルベージャへ行った。

私の住むベナルマデナから列車で終点フエンヒロラ迄行き(10分)そこから

路線バスで約50分だ。料金は片道500円程。マラガからは約50㌔。

マルベージャはコスタデルソルで一番の高級リゾートで5つ星ホテルも

5〜6軒ある。ヨーロッパでの知名度と人気は抜群だ。

IMG_3144.jpg*マルベージャの海岸

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2月28日はシーズンオフだがビーチ沿いのプロムナードは沢山の人で

賑わっていた。

リゾートであるマルベージャにはもう一つの顔がある。

この町の旧市街は大変綺麗で趣がある。

IMG_3164.jpgIMG_3168.jpg

入り組んだ路地と白い街並みが続き高級ブティックも多い。

IMG_3162.jpgIMG_3170.jpg

*上が可愛いマルベージャの市庁舎、右が旧市街の教会

この写真では見えないが市庁舎前の広場には5〜6軒のレストランが

テラスを出していた。


橋本

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