トレモリノス [コスタデルソルでの生活]
先週トレモリノスへ行った。コスタデルソル を代表する町だ。人口約8万人。
昨年の3月から4月にかけてこの町のairbnbを1ヶ月間借りここを
起点にアパートを探したが、当時トレモリノスは工事中の場所が多く、
印象が悪かったので結局隣町のベナルマデナに住む事になった。
しかし今は殆どの工事が終了し大変綺麗な町に生まれ変わった。
コスタデルソルではフエンヒローラやマルベージャがよく知られているが
トレモリノスは1950年代からリゾート開発が始まり、スペインで最初に
開発されたリゾートの一つだ。マラガ空港から車で約15分と立地の良さもあり
今もイギリス人やスカンジナビアからの人で賑わっている。
この町にはスペイン階段がある。渋谷パルコからの坂道をスペイン階段と
呼ぶがこちらが元祖かも知れない。ビーチまで約300mの坂道の両側には
レストランとお土産屋が並ぶ。帰りはエレベーターで市街地に戻れる(有料)。
トレモリノスは約10㌔のビーチを持ち、今月末から人で溢れる。
ビーチ沿いのレストランではイワシの炭焼きなどが楽しめる。
橋本
タグ:トレモリノス
イースター 復活祭 [コスタデルソルでの生活]
*ロバに跨るイエス様のお神輿。お神輿は腕組みをし肩だけで担ぐ。頑強なスペイン男。
今週日曜日(4/14)からスペインのイースター週 (Holy week)が始まった。
イエス・キリスト様は金曜日に処刑され、イースター・サンデー(今年は4月21日)
に復活した事を祝うのだが、各国により祝い方が若干違う。
(詳しくご自身でチェックして下さい)
多くのスペイン人にとってイースターはクリスマスより大事なお祭りの様だ。
1週間前の日曜日から行事(お祭り)が始まり、マラガなどではこの1週間
毎日イエス・キリスト様と聖マリア様のお神輿が十数体出て、午後3時ごろから
夜中まで街中を練り歩く。マラガ市内の各教会が独自のお神輿を持っている為だ。
これらのお神輿はコマが付いてないので40~50人で担ぎ、20メートル程進む毎に
休憩するので中々進まない。
*ベナルマデナでは聖マリア像の神輿を女人衆が担ぐ。スペイン女性はタフ。
お神輿の前後にはブラスバンドや鼓笛隊が付くので見応えがあり大勢の人で
賑わう。
*ベナルマデナの駅前にて
折角のお祝いムードの中、3日前にノートルダム寺院火災のニュースが飛び
込んで来た。永年ヨーロッパ・ツアーオペレーターの仕事をしノートルダム
寺院を旅行の素材として使わせて頂いた。悲しい。
ー
橋本
プール開き・初泳ぎ [コスタデルソルでの生活]
11月から閉まっていた裏のプールが今日オープンしたので今 泳いできた。
気温は24度だが水は冷たく夏本番まではもう少しか。
このブログの書き始めにも書いたが、私の住むアパートはこのクリーム色のビル
の5階中程で35平米のワンルームだ。(家賃月450ユーロ+電気代約50ユーロ)
この辺のアパートは殆どプール付でこのアパートにも10メートルと25メートル
の2つのプールが付いている。私は若干血糖値が高く医者から運動する様に
言われているのでこれからも2日に一度は30分程泳ぐつもりだ。(住民は無料)
3月末から4月初めにかけて雨や風の強い日が多かったがやっと日差しが強くなり
観光客も増え町が活気付いてきた。
一昨日の夜ピアノコンサートがあると言うので女房と2人で聞きに行った。
マラガのピアニストでリストやショパンが聞けて良かった。料金は1人5ユーロ。
会場はベナルマデナのシンボル的なホールで「ビルビル城」と言い100席程と小さく、
築80年で古くはないがアラブ風で趣がある。
*ピアノコンサートとビルビル城
さー来週からイースター(復活祭)が始まる。
橋本
タグ:プール開き
地震のない国スペイン [コスタデルソルでの生活]
今日は朝から雨が降っている。天気予報では月曜日まで雨マークが付いている。
こちらに来て1年近くになるが初めてだ。
さてスペインには地震がない。又地中海には強風は時々あるが台風やハリケーン
がないのでマンションの建築現場を見るとまるで積み木だ。日本では考えられない。
香港などでも似たような建築現場をみたが、建築基準法はないのだろうか。
上の写真は駅から徒歩5分、海岸まで徒歩10分、マラガまで列車で30分の
山の傾斜面に開発が進むリゾート型マンションだが出来上がると南欧風になり、
80平米程のマンションが2千5百万円前後で売りに出される。
*手前が完成した部分、奥が建設中のショッピングセンター
ショッピングセンターも然りで積み木だからあっと言う間に出来上がる。
地震のない国は楽だ。
ー
橋本
タグ:地震のない国スペイン
プエルト・バヌス(バヌス港) [コスタデルソルでの生活]
昨日プエルト・バヌスへ行ってきた。20年前に団体旅行の下見でこの港に
立ち寄り余りにも美しく「絵ハガキそのもの」と感動したのを覚えている。
私のアパートから電車と路線バスを乗り継ぎ約1時間半の距離だ。
プエルト・バヌスはマルベージャの一部で世界の富豪が集まる事でも有名だ。
港には高級クルーザーが並ぶ。ここの係留費は高く、停泊によるこの町の収入は
世界の港で4番目との事。これらの富豪はプエルト・バヌスからロンダへの道筋に
山ごとの土地を所有し豪邸を持っているとの事。
*後ろの大きい船が貴婦人レディー・ハヤ
多くのクルーザーの中でも特に目を引くのはレディー・ハヤだ。1981年に
三菱重工下関造船所で造られた豪華クルーザーでサウジアラビアの皇太子が
所有する。知らなかった。
街並みもオシャレでブランドショップと高級レストランが並ぶ。
港から5−6分歩いた所にスペインで唯一?のデパート「エル・コルテ・イングレス』
がある。マルベージャとプエルト・バヌスを併せても10万人ほどの地方都市だが
マラガの「エル・コルテ・イングレス」より大きいのではと思う程ドデカイ。
また店内にはブランドショップが並び高級感がある。
このデパートチェーンはスペイン国内に200以上の店舗があり、ヨーロッパ最大の
デパート企業だがその中でこのプエルト・バヌス店が夏場の利益が一番との事に驚く。
ー
橋本
タグ:プエルト・バヌス