一時帰国 [コスタデルソルでの生活]
一昨日イベリア航空IBで成田空港に着いた。今回は1ヶ月の滞在予定だ。
マドリッドからの飛行機はAirbus 340-600でエコノミーの座席列は横 2-4-2、
全250席程の中型機だ。他社の大型機に比べると若干狭く感じるし、機内サービス
も前回のAFやBAに比べると日本人向け映画が少なかったりと言いたい事はあるが、
可もなく不可もなくと言う感じだ。
マラガからの航空券は燃油・空港税等を含め往復約7万5千円とAF/BAより5千円
安かったので良しとする。
飛行機はほぼ満席で日本人客は3割程度か。マドリッド〜成田間を利用するのは
殆どがスペイン人だ。10年前までヨーロッパ路線の乗客の8割は日本人だったが今は
スペインでも日本ブームだ。IBの成田便は今 週に5便だが来年からはデイリーになる。
マドリッドから成田に着いてまず感じるのは「全てが整然とし騒がしくない」事だ。
またもう一つ思うのは日本人の真面目さと意識の高さだ。
ターンテーブルから流れてくるスーツケースをご覧頂きたい。お客さんが取り易い
ように取っ手が全て外側を向き整然と流れてくる。外国の空港ではあり得ない。
*成田空港のターンテーブル。外国の空港ではスーツケースはグチャグチャで流れてくる。
帰って早速近くのイトーヨーカ堂で食料を買った。とりあえず今日と明日の分を
買ったが6千円とられた。消費税が10%になったとは言えスペインの倍だ。
これでは年金だけで生活できない。早くスペインに帰ったほうが良いかも。
さあ今日の昼は一風堂のラーメン、明日は吉野家かな。
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橋本
タグ:一時帰国
コスタデルソルの日常生活 [コスタデルソルでの生活]
*25センチ程の大根と女房特製のおでん。タネは足りないがセブンイレブンの味だ。
スーパーで売っている大根は小さいが、一昨日八百屋で日本サイズに近い大根を
見付けたので昨日の夕食は「おろし大根ハンバーグ・ポン酢」を頂き、今日は女房が
おでんを作ってくれた。私は幸せ者だ。女房はポーランド人だが日本料理が得意で
日本から「つゆ」「おでんの素」「ポン酢」「生しょうゆ」「カレー・ルー」
「チャーハンの素」「すし太郎」「ちらし寿司の素」等々を持って来たので、我が家
では毎日ご飯を炊き和風食の場合が多い。煮魚もよく食べる。
スペインはパエリアの国なのでお米は大変安い。コシヒカリ程おいしく無いが
スーパーで1㌔100円程。日本では安いお米でも10㌔4,000円程なので4分の1だ。
日本から持って来た象印炊飯器(中国仕様でそのまま使える)で炊くと美味しい。
この大根は4本で約150円だったが野菜の値段は日本の半額、りんごやオレンジ、
バナナ、ぶどう等のフルーツも1㌔150〜200円と大変安い。
1昨日冬時間が始まり日本との時差は8時間になった。
毎朝8時過ぎに起き、日本のテレビ(モーニングショー)を見ながらゆっくり朝食
を摂り12時頃から出かける事が多い。(皿洗いは私の仕事)
こちらの気候は大分涼しくなり日中は22〜25度だが日差しが強いので10月末の今も
3日に一度は海へ行き日光浴するかお茶をする。こちらは殆ど雨が降らない。
週一で外食するが、夜はネットで日本のドラマをよく観る。「まだ結婚できない男」
と「俺の話は長い」が面白い。
今の悩みは女房の歯医者通い位か。
そろそろ一時帰国の準備(お土産)をしなきゃ。
*(上)一昨日の私の足。サンベッド2台で終日10ユーロ。(下)行きつけの海辺のカフェ。
*駅近くの行きつけカフェ。カフェオレ2杯とケーキ1個で計400円程。(今日の写真)
橋本
タグ:日常生活
日本人であることが誇らしい [コスタデルソルでの生活]
昨日は長い時間NHKの台風情報をネットで見ていた。被災された方々には
心よりお見舞い申し上げます。
それにしても日本はすごい。日本とスペインの時差は7時間(夏)だが、2時間
ほど前までラグビーワールドカップのスコットランド戦をネットで見ていた。
最後の10分程は逆転されるのではとヒヤヒヤした。
外国に住んでいるとどうしてもナショナリスティックになり、日本人の
快挙に胸が踊る。このところノーベル賞や陸上W杯などで日本人の活躍が目立つ。
日本人としてなんと誇らしい事か。日本万歳! Viva ! Japon !
橋本
タグ:Viva Japon
ポーランド 妻の里帰り - 2 [コスタデルソルでの生活]
昨夜遅くマラガに帰って来た。飛行機は往復とも満席だった。
ここベナルマデナやトレモリノスの海岸でもポーランド人旅行客をよく見かける。
ポーランドは今でも発展途上国だ。7割ほどの人は裕福になり、3割ほどは貧しい。
住居なども7割方綺麗になったが、3割程は旧東欧のままだ。
幸いにも女房の姉や友人達は綺麗なアパート(上の写真2枚)に住んでいて滞在中は毎晩
夕食を共にした。
上の写真は女房の姉夫婦が用意してくれたポーランド料理(前菜)だが、鹿やイノシシ
のソーセージやパテ(テリーヌ)だ。これは彼らにはとって大変なご馳走だが、私は毎回
頑張って食べている(ご理解頂きたい)。
2日前に家族で義両親の墓参りをした。
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橋本
タグ:ポーランド
ポーランド 妻の里帰り
1年ぶりのポーランド訪問。9月30日午後にマラガを出発し、夜ワルシャワに到着。
友人宅で1泊させてもらい3日前 (10/01) に妻のお里 トールン(市)に到着した。
出発時のマラガは28度だったがワルシャワは雨で8度。今朝のトールンは4度で
こちらはもう冬だ。
*ワルシャワの友人宅。このアパートを買って15年になると言うがモデルルームの様に綺麗だ。
ワルシャワの友人夫婦は妻の同郷で、三十数年前に私達が結婚した時に証人になって
貰った。当時は共産党政権下で物は無く大変貧しい時代で、エンジニアだった彼の月給
は闇ドルで換算すると約5000円だと自嘲していた。しかし今は上の写真でも判る様に
日本の私達より裕福だ。彼はマラソンが趣味で20年程前に青梅マラソンを走り、その
時はご夫婦で私の東京のマンション(65平米)に滞在して貰った。又 数年前 私の娘
の結婚式にも参列して頂いた。
ワルシャワからトールンまではインターシティ列車で約3時間。列車はモダンで快適。
トールンは人口15万人、コペルニクスの生まれた町として知られ世界遺産にも登録
された綺麗な街だ。
ちなみに女房は3姉妹の3女で生まれたアパート(約100平米)は今もそのまま残って
いて 今このブログもその部屋の隣で書いている。下の写真でもお分かりの通り、東欧
の匂いがする部屋だが三十数年前、私達はこの近くの教会で結婚式を挙げた後この隣の
部屋で披露宴をした。15年前に死んだ私の父も日本から来て参列し、酒を飲むと
よくその時の話をしていた。
*ご両親が亡くなった後はお姉さんが所有。今はゲストハウスで誰も住んでいない。共産党政権下そのまま。
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橋本
タグ:ポーランド
航空券代 [コスタデルソルでの生活]
今日は女房の誕生日なので柄にもなく花とスパークリングワインを買ってきた。
こちらの物価は日本の半分程だが、この花の値段は約1500円、カバのスパーク
リングワインは800円程だ。値段は関係ない。愛があるかどうかが大事 !?!?
歳は聞かないで頂きたい。
今月末から女房の里帰りで1週間程ポーランドへ行き、11月上旬から1ヶ月弱の
予定で日本へ一時帰国する。
航空券の料金は去年に比べ10%以上アップしている。
先日ネットで航空券を予約したが、マラガからワルシャワまでの往復最安値は一人
230ユーロ、又マラガから東京までの往復はイベリア航空で一人620ユーロだった。
今 円高なので今年2月に帰国した時と比べ日本円では変わらないかも知れない。
ちなみにネットでチェックしマラガー東京の最安値はパリ経由のエールフランス
だが、エールフランスのチケットは今年から手荷物だけでスーツケースの料金が
含まれない。LCC並だ。その為、スーツケース(23キロ)の別途料金を含めると
マドリッド経由のイベリア航空より一人50ユーロ程高くなる。
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橋本
タグ:航空券代
カサレス [コスタデルソルでの生活]
先日カサレスへ行った。私のアパートから約100㌔だが交通の便が大変悪く、山中に
あるので車で行くしかない。
この街は「白い街」として地球の歩き方などでも紹介され、又どこかのコマーシャル
にも使用されたとの事で訪問したいと言う日本人は多い。
しかしカサレスへ行って私と同じ様に失望した方も多いのではないか。15世紀へ
タイムスリップしたと感じられると言う人がいるかも知れないが、1日費やして
訪問する程の価値があるかは疑問だ。
*それなりに魅力的な街の中心(上)(下)の後方に見えるのがお城の廃墟
アンダルシアには白い街が多く、ミハス やフリヒリアーナ以外にも、マラガからの
交通の便が良いマルベーリアの旧市街や私の住むベナルマデナの旧市街も白い街として
魅力的だ。
橋本
タグ:カサレス
マラガ祭 [コスタデルソルでの生活]
*マラガ祭。街の中心コンスティテューション広場のショーと賑わい。
さー マラガ祭(フェリア)が始まった!!! 今年は8月15日から25日まで続く。
マラガ祭の会場は大きく分けて2ヶ所あり、昼から夕方6時ごろまではマラガ市内の中心
コンスティテューション(憲法)広場、マルケス・ラリオス通り(メインストリート)、
大聖堂前などに人が集まり呑んで騒ぐ。
コンスティテューション広場では仮設ステージが建ちアーティストが歌う。マルケス・
ラリオス通りや大聖堂前ではあっちこっちでフラメンコ音楽の路上ライブがありお年寄り
もノリノリだ。
*マルケス・ラリオス通りの人混みと踊りだす人達。スイートワインを売るお姉さん。立ちションする男子
マラガ大聖堂前(下)でも人で溢れ盛り上がっている。
夕刻からはマラガ市内から約3㌔離れたお祭り会場に場所を移しお祭りは朝まで続く。
こちらでは馬のパレードがあり、100頭以上の馬や馬車が練り歩く。又特設会場では
スペイン乗馬のショーも見る事ができる(下)。
日本でも花火大会やお祭りなどの人混みはあるが、彼らは10日間 昼から夜中まで
呑んで騒ぐ。スペイン人には敵わない!!!(臨時深夜バスは毎30分、朝6時まで運行)
橋本
タグ:マラガ祭
ジブラルタル [コスタデルソルでの生活]
先日お客様をご案内しジブラルタルへ行った。マラガから車で約130㌔・2時間の距離だ。
言わずと知れたイギリス領で、1ヶ月程前この近くでイギリス海軍がイランのタンカーを
拿捕したとのニュースが流れていた。
旅行シーズンの為か車での入国は約1時間待ちだった。入国はパスポートを見せるだけ
だが入国管理官にお願いすれば入国印が貰える。
国境を越えると直ぐに道路と直角に交差した滑走路があり、飛行機の発着時には遮断機
が降り通行止となる。降りてくる飛行機を真横で見るのは圧巻だ。
この空港へはBAと格安のEasyjetなどが乗り入れ毎日約8便がイギリスから
到着する。又毎日ではないがモロッコのカサブランカ便もある。
国境から約1㌔のところにショッピングセンターがあり、そこからショッピング通り
(メインストリート)が始まり、500㍍程先にマークス&スペンサーがある。
この時期この通りは観光客で大変賑やかだ。
今回はジブラルタルの最南端ヨーロッパポイントまで行き、アフリカ大陸を
眺めた。
橋本
ベナルマデナより暑中お見舞い [コスタデルソルでの生活]
皆様、暑中お見舞い申し上げます。
今の私にとって日本の天気は関係ないはずだが、どうしてか「天達の天気予報」
(とくダネ!)が気になる。ご同輩は水分(ビール?)を十分摂り熱中症にご注意を!!
スペインの夏も暑くセビリアやグラナダでは今日も36~38度だが、地中海沿岸の
ここベナルマデナでは地中海の水温が低い為、日差しは強いが最高気温28~32度、
最低気温22~25度、湿度40~50%と大変過ごしやすい日が続く。また雨は降らない。
その為、7月・8月はベナルマデナでのんびり過ごし旅行はエアーチケットも安く
なる9月・10月にする予定だ。
*私のアパートの裏庭にあるプール。午前中は1時間程泳ぐようにしている(上)
*アパートから徒歩20分にあるベナルマデナのマリーナ。時々お昼を食べに行く(下)
ー
橋本