前の10件 | -
スペインの医療崩壊 [コスタデルソルでの生活]
帰国後2週間の自己隔離に入り、2日前に無事感染していない事を確認した。
昨日初めて近くのコンビニとスーパーへ行き食料を仕入れたが、東京での感染者数も
増える一方なのでもう暫く自己隔離を続ける事にする。
それにしてもスペインでの感染者数・死者数の増加には怖くなる。
2週間前(帰国時)の感染者数は約12,000人、死者は533人だったが今日の数字は
感染者数96,000人、死者8,500人、さらに重篤者は5,600人だ。
日本のメディアでも毎日報道されている様にスペインの医療システムは完全に崩壊し
ている。医師を含む医療従事者の感染者数は4,000人越え、医師の死亡者も数十人に
なっているとの事。このままだと2週間後には感染者200,000人、死者2万人になる
のではないか。
3月29日にスペイン政府は臨時閣議を開きこれまで以上の警戒事態宣言を決定し、
4月9日まで全ての経済活動を止めた。殆ど戒厳令だ。
7月中旬の成田ーヘルシンキーマラガのフライトを予約しているが、何万人が死亡する
状況下では「コスタデルソル のプチ移住」を考えるのは不謹慎な気がする。
橋本
スペインから緊急避難・日本へ [コスタデルソルでの生活]
*非常事態宣言が出る前日の近所のスーパーマーケット。品薄になり空の棚が目立つ。
1週間前までは他人事だと思っていたが、スペインでのコロナウイルス感染者数は
毎日倍々に増え、先週末には国家非常事態宣言が出され「各空港や駅が閉鎖される」
とのニュースが流れた。またマドリッドなどでは医療崩壊が始まり人工呼吸器など
が不足している為、老人は肺炎になっても人工呼吸器を付けてもらえないと言う。
これはヤバイ!! 女房も怖がるのでこの騒ぎが落ち着くまで日本に帰る事にし
急遽 金曜3/13の夜に2日後のマラガ発ーロンドン経由ー羽田行きBA+JALのフライト
に予約を入れた。
翌日3/14に国家非常事態宣言が出され、スペインへの入国は禁止となったが出国は
可能との事で、スペインに遊びに来ている外国人は皆帰国する事になった。
私が予約を入れたマラガーロンドン間のBAフライトは予約の時点で空きは十分あった
が急に満席になった為、慌ててネットでプリチェックインをし座席を確定した。
3月15日のマラガ空港はヨーロッパ各地から乗客無しで迎えに来た飛行機が多数
到着し出発カウンターだけが大混雑。11時台の1時間に出発するフライト数は
なんと23便。5分に2便が出発する混雑。おまけに管制塔のスタッフ数名が病欠
との事で管制塔が十分機能せず、私のロンドン行きフライトも定刻に搭乗は完了
したが機内で約1時間待たされた後の出発となった。
ロンドンから羽田までの飛行機は感染防止?の為、JALのビジネスクラスにした。
エコノミーと比べ約7万円高かったが、イベリア航空などはトイレが汚い事、
またエコノミーだと隣と濃厚接触者になる可能性があると考えたからだ。
初めてのビジネスクラスは快適だった。座席はフラットになり良く眠れ
料理も美味しかった。羽田空港の検疫は熱のチェックだけだった。
*(上)キャビンアテンダントはマスクと手袋でのサービス(下)ビジネスクラスの座席と機内食
出発直前にアパートの家賃を7月末まで支払い、身の回りの物だけをスーツケースに
詰めて持って来た。帰りは一応7月13日の成田ーヘルシンキーマラガで予約を入れた。
まだアパートを引き払って帰国するかどうかは状況次第だが、何となく7月13日に
予定通りマラガへ行き、アパート、携帯、保険などを解約し帰国する事になるかも
知れない。これから2週間は自主隔離し、食料等はネットでオーダーする。
3月17日時点でのスペイン人コロナウイルス 感染者数12,000人、死者533人。
橋本
タグ:緊急避難
新型コロナウイルス新型ー2 [コスタデルソルでの生活]
こちらに住んでいる私の元にもコロナウイルスが近ずいて来る。
日本でも報道されているが北イタリアを旅行中の中国人観光客がヨーロッパでの
感染源らしい。スペインでは昨日の時点で感染者は150人だが倍々で増えている
ので1000人を越えるのも時間の問題かもしれない。こちらでマスクをしている人は
見かけないがスーパーや薬局でマスクは売り切れている。またアルコール消毒液も
品薄になっている。こう言う状況になると週2回通っているスイミングにも行く気が
せず外出も億劫になる。困ったものだ。
イタリアやオランダでレストラン入店を断られたり、ドイツ・ブンデスリーガを
観戦に行った日本人団体が入場を断られたり、最悪はイスラエルを訪問した韓国の
団体が入国直後空軍基地に隔離され、その基地の近隣住民がコロナウイルス(東洋人)
反対のデモをしたりと、2週間ほど前から私の周りの環境は大きく変わりつつある。
日本の皆さんはもっと大変だろうな。特に私がいた旅行業界はどうなるのだろう。
今日も沖縄ツーリストが休業するとのニュースが流れていた。
ただただコロナウイルスの早期終息を祈るのみ。
橋本
タグ:コロナウイルス2
新型コロナウイルス [コスタデルソルでの生活]
どうもスッキリしない。
横浜に停泊中のダイアモンド・プリンセス号船内感染のニュースがこちらでも
毎日報道されているが、その多くは感染を抑えられない日本政府の対応を批判する
内容だ。このクルーズ船は英国籍でアメリカの会社が運営、イギリス人の船長だ。
なぜ日本政府が批判されなければならないのか、納得がいかない。
乗客2500人の内1300人の日本人は武漢からのチャーター便と同じ様に助けるのは
当然だが、1200人の外国人と船員1100人の2300人は船会社が所属するイギリスや
アメリカが当初から主体となって隔離するなりの対応をするべきではなかったか。
イギリスやアメリカは人ごとで責任は無いと思っているのか。イギリス人の船長は
日本政府にお礼言ったか? 感染が判明した後にキャップテンスディナーを開催し
感染を広めた責任を感じていないのか?
たまたま横浜に寄港したから、日本は善意で医師団を派遣し無料ウイルス検査をし、
感染者を入院させている。
日本政府は国内感染もあり今は大変だと思うが、この件はイギリスとアメリカに
責任がある事を明確にしてくれないと、私達外国に住む日本人が中国人と一緒くた
にされ住み難くなる。
皆さまもコロナウイルスに感染しません様にお気を付けください。
橋本
カルモナ・パラドール [コスタデルソルでの生活]
カルモナのパラドールは期待以上だった。
東京の友人夫婦の訪問があったので先週レンタカーを借り、妻を含め4人でマラガから
ロンダ〜セビリア〜カルモナ〜コルドバを2泊3日で廻った。
セビリアやコルドバはこれまで何度か訪問しているがカルモナは初めてだ。
ジャルパックやトラピックスなどは5月〜6月のひまわりシーズンだけカルモナを含めた
コースを販売していて何回か手配をした事があるのでぜひ行ってみたかった。
カルモナの街にはセビリア門など世界遺産になっても不思議でない遺跡が多く、交通の
便は良くないがお薦めの街だ。
*(上)カルモナ・パラドールのパティオ(中庭)、有名レストランとロビー
*(下)パラドールの部屋と部屋からの眺め。5月〜7月はヒマワリ畑に
カルモナの東端の高台にあるのがカルモナ・パラドールだ。
アラブのお城を改装し宮殿として使用。400年前には伊達藩の支倉常長遣欧使節団も
この城を訪れたと「地球の歩き方」に書いてある。(ホテルのフロントは知らなかった)
その後廃墟になっていたのを1929年に改装し国営のパラドールになったとの事。
今でも有名人の宿泊客が多い様だ。
*(上)パラドール中庭側。全ての部屋から良い眺めが楽しめる。敷地内に古代遺跡がある。
パラドールの宿泊費はシーズンオフの為、朝食こみ1部屋€126 = 16,000円、
レンタカー (AUDI A3)は保険込みで1日€25 x 3日=€75 = 9,000円と格安だった。
橋本
切手を買えない郵便局 スペイン [コスタデルソルでの生活]
昨年も書いたがスペインでは1月6日「東方からの三賢人の日」がクリスマス最後
の日で、その前夜はお祝いのパレードで盛り上がる。昨年はこのパレードを見て
「スゲー」とちょっと興奮したが今年は2度目なので冷めた目で楽しめた。
これで年末年始の行事が終りこれからイースター(今年は4/12)まで静かな
日が続くとの事。
さて今日の本題、一昨日郵便局(ベナルマデナに郵便局は3ヶ所)へ行きマドリッド
の日本大使館宛に「運転免許証郵送返還申請書」郵送した。
この申請には返信用封筒と切手(書留)を同封する事になっているので返信用封筒
に自分の住所氏名を書き、郵便局のカウンターで「約80gの国内書留郵便用切手」
を下さい、と言ったのだが7ユーロと10ユーロのセット切手の販売はあるが
3ユーロ相当の切手は「タバコ屋で買って下さい」との事。
え?! 郵便局で切手売ってないの? はい 返信用封筒は販売してますが、との事。
私のスペイン語が下手だから意味通じてないのかなと思い知り合いに確認したが
やはり郵便局では手元で発行するシール切手は販売するがカラフルな切手のバラ売り
はしない様だ。その為、違法だが現金5ユーロ札を申請書類の間に挟んで送った。
*ベナルマデナの郵便局。局員3人の仕事が遅くなかなか進まない。
『運転免許証郵送返還申請」とは何ぞや?
約1年前に私はスペインの運転免許証を取得したが、その際日本の運転免許証原本を
申請書類と一緒に提出しなければならない。
申請から約1ヶ月後にスペイン交通局より私宛にスペインの運転免許証が普通郵便で
送られて来たが、日本の運転免許証は約8ヶ月後に日本大使館宛に送られて来た。
日本で外国人が日本の運転免許証取得に要する時間は約2時間。スペインでは8ヶ月!
去年の暮れに大使館より私の運転免許証が届いた由のメールを頂いた。
もちろんマドリッドまで取りに行けば良いのだが、郵送サービスをお願いした次第。
橋本
ベナルマデナのニューイヤー2020 [コスタデルソルでの生活]
皆様、明けましておめでとうございます!
本年も良い年になります様に。
パソコンで8時間遅れの紅白を見ながら大晦日を迎え、12時に近くの広場での
カウントダウンを見て来た。紅白はつまらなかったので途中でやめた。
正月の朝は生味噌インスタント味噌汁に白菜、ネギ、人参などを入れ私の田舎風の
お雑煮を作り、エビや生ハムを添えた。夜は女房特製の酢飯の海苔巻き
(エビ、サーモン、アボカド)で祝った。どれも日本の味が出て満足。
今夜はすき焼きに挑戦する。
昨日は天気が良かったので近くの海岸をゆっくり散歩し、プエルトマリーナで
お茶して帰って来た。気温は18度程だが日差しは強い。東京と空の色が違う。
*私のアパートから徒歩30分にあるプエルトマリーナ
先程箱根駅伝を見た。明日の復路が楽しみだ。
橋本
タグ:お正月2020
マラガのクリスマスイルミネーション [コスタデルソルでの生活]
*マラガのイルミネーションとアルカサバ(マラガ砦)のプロジェクトマッピング
12月25日にここベナルマデナの海岸でお茶をし、その後路線バスでマラガへ行った。
シーズンオフで海岸は閑散としていたが、夜のマラガには沢山の人が居た。
去年に比べ今年のイルミネーションは見応えがあった。またマラガ砦(イスラム遺跡)
のプロジェクトマッピングは子供向けの催しだが大人も盛り上がっていた。
こちらではクリスマスイブは家族が家で過ごすので町は静かだが25日の夜は
大変な人混みだった。
*我が家のささやかなクリスマスイブ
橋本
タグ:クリスマス
スペイン到着 [コスタデルソルでの生活]
予定より2週間遅れでスペインに戻った。
一昨夜はマドリッド・バラハス空港近くのホテルに泊まり、昨日朝にマラガに着いた。
マラガの天候は曇りで11度と東京より寒かった。
成田からマドリッドまでは往路と同じイベリア航空(JAL共同運行便)でほぼ満席。
日本人は約3割だ。機内のエンターテイメントでは日本の映画は1本だけで物足りない。
機内食もイマイチ努力が足りない気がする。
昨日のマドリッド〜マラガ間はスペインのLCCエアーヨーロッパで飛んだ。
飛行機はATR72でフランス製のプロペラ機だった。20年ほど前にプロペラ機でドイツの
シュトゥットガルトからフローレンスまでアルプス越えをしたが今回の
マドリッド〜マラガ間の飛行も低空飛行で楽しめた。
一度はスペインに戻れない事も考えたので感慨深い。
橋本
一時帰国ー2 人間ドック [コスタデルソルでの生活]
一時帰国してから4週間が過ぎた。
予定では明日12月01日のフライトでスペインへ戻る予定だったが、予定が狂った。
妻と2人で人間ドック(定期)を受けるのがこの帰国の目的の1つだったので、帰国早々
行きつけの病院で人間ドック検診を受けた。で数日後の検診結果で肺に影があり肺がん
の疑いがあるとの事で精密検査を受ける事になった。
結果は白で問題なくホッとしたが、医者から肺がん?!! と言われるとまじキツイ。
私は幸運だったのかも知れない。病院の計らいで翌日には癌センターへの紹介状を頂き、
4日後には癌センター呼吸器科の専門医から検査内容の説明とスケジュールを頂き、
先週は毎日 造形CT、PET CT、気管支鏡(肺カメラ)などの検査を受けた。
その結果、肺内の影は肺の壁に痰の袋ができていたとの事で気管支鏡で痰を吸い出し
検査は終了。ガン細胞は無しとの事だった。
それにしても癌センターは大変キレイな病院だ。日本の医療は進んでいる。
最新の設備と検診システムとスピードはスペインやスエーデンでは考えられない。
*最新の設備を誇る癌研有明病院。外国からの患者も多いとの様だ。
今回の帰国はJAL便利用で良かった。有楽町のJALカウンターで快く帰国便の
変更を受けてくれた。変更手数料1人5,500円だった。
またスペインへ行ける!!!
橋本
タグ:人間ドック
前の10件 | -