ブエルタ2018 サイクルロードレース [コスタデルソルでの生活]
昨日スペイン語レッスンの帰りに幸運にも「ブエルタ デ エスパーニャ」を
見ることができた。大変な迫力だ。
8月27日の第3区間はミハスを出発し私の住むベナルマデナを通過する。
このサイクルロードレースはツールドフランスと肩を並べる人気で
マラガを出発し灼熱のスペインを21日間3,270kmを走り9月16日に
マドリードでフィナーレだ。
このレースは今年で64回目を迎えるらしい。
日本からは選手はいない様だが、自転車の「しまの」が
頑張っていた。
又この大会では伴走の警察バイク約50台はBMWのオートバイ、
警察警護車の約20台はトヨタのプリウスだ。
橋本
サニ国際病院 [コスタデルソルでの生活]
私は日本の定期検診(半日ドック)で毎回成人病の定番「血糖値、コレステロール、
血圧」の数値がやや高め「要注意」と出るので年3回 血液と尿の検査をしている。
またそれに伴い毎朝3種類各1錠の薬を飲んでいる。
日本出発前にも検査をし3ヶ月分の薬を貰ってきたが、そろそろ終わるので
こちらの病院で検査をしてもらう事にした。
(日本の病院から薬の処方箋を英語で書いて貰ってきたがこの処方箋では
こちらの薬局で薬を買えない)
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病院の名前はサニ国際病院(Xanit)で私のアパートからバスで約20分の郊外にある。
新しい私立総合病院でドクター数が250人、看護師さんなどを含め総従業員数は
650人と大きく新しく綺麗な病院だ。
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実はこの病院にたどり着くまでに少々時間がかかった。
こちらの社会保険事務所へ数回通ったが、私の場合スペインで働いた事がなく
年金生活者の為、スペインの国民健康保険証が貰えないとの事。
(緊急の場合は実費で対応して貰える)
日本では今も観光産業保険組合に任意継続加入しているが、仕方なくこちらでも
民間の医療保険に加入した。夫婦で毎月4万円ほどの出費だ。
(スペインの国民健康保険があれば医療はタダだが病院は混雑し、
なかなか医者にみて貰えないらしい)
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で、サニ国際病院に予約を入れ先週訪問し、ホームドクター(女医)と面談、
その場で血液検査などをしてくれるものと思っていたが違った。
「血液検査は加入保険会社の契約があるラボラトリーへ、心電図はこの病院で、
また血圧は自分で1日2回近くの薬局で測って8日後に結果を持って来る様に」
との事で「はい分かりました」と言って病院を後にした。
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早速保険会社に電話し(なんとか英語で)契約のラボラトリーの場所を教えてもらい、
翌日そこで血液と尿を取ってもらい(結果は1週間後)、毎日2回近くの薬局で
1回1ユーロを払い(合計10ユーロ)血圧を測定、その結果を持って昨日再度
サニ国際病院のホームドクターを訪問した。
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「血糖値高いわね、もう少しで糖尿病よ、血圧も高めだけどその他は問題ないわ」
「先生、薬は貰えるのでしょうか?」
「薬は飲む必要なし、インターネットでこのサイトを読む事」とホームアドレスを
渡され5分で終わり。全て高齢の為との事。
貰ったネットのサイトにはスペイン語で「1日の塩分摂取量」などが書いている様だが
さっぱり分からない。「ま、いいか」
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日本では薬を沢山くれる。病院は薬を出せば儲かるからか?
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ま、血糖値もこの3ヶ月で変わりないのでよかったが,,,。
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橋本
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*スペインの病院ではまずホームドクターに診てもらい、必要があると
判断された場合に初めて専門医に診て貰える。
フエンヒローラの和食レストラン [コスタデルソルでの生活]
先日初めて和食レストランで食事をした。
こちらに来てもうすぐ3ヶ月、我が家(私と妻)では週に2回は
ご飯を炊くので恋しくなかったが、隣町フエンヒロラに用があり
お昼時だったのと値段が食べ放題EUR 14.-=1,800円と大変安いので
入ってみた。150人程入りそうな大きなレストランで新しく綺麗だ。
2時過ぎだったが満席に近い。
多くはこの町に来るイギリス人や北欧からの人の様だ。
ウエイター・ウエイトレスは全員中国人の様だが英語が話せる。
日本の回転寿司で使用しているタブレット(多言語・日本語なし)で
1回5品までオーダーをしウエイトレスがテーブルまで持って来るシステムだ。
久しぶりに寿司と天ぷらを食べたが大変美味しかった。
私がよく行く回転寿司と似た味だ。(私は安い寿司しか知らない)
多分キッチンには日本人の寿司職人がいるのでは。
見た目も綺麗だ。これで食べ放題1800円は安い。
また行きたい。
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橋本
マラガ祭 [コスタデルソルでの生活]
8月11日から19日はマラガ祭だ。
スペインでは毎月どこかでお祭りがあり、マラガ祭が何を祝っての
お祭りかは不明だ。(今日はキリスト教の休日だが関係ない様だ)
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マラガの中心街は大変は人出で渋谷のスクランブル交差点なみだ。
幾つかの舞台での演奏だけではなく、あっちでもこっちでも演奏が始まり
周りで踊りが始まる。
何て幸せな人達だろう。(失業率が高いのに.....)
しかし皆酔って大声で話すのでどこも喧しい。
道でもカフェーでも電車内でも。
スペイン人の声帯は日本の漁師どころではない。
*これがマラガ名物のスイートワインだ。冷やして飲むと大変美味しい。
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マラガ祭では昼は市街で飲んで踊って、夜はマラガ中央駅近くにできる
仮設遊園地へ移動しお祭りは夜中まで続く。
(この仮設遊園地はベナルマデナの「サンフアンの火祭り」を大きくした
様なものなので私の6月26日付けブログを参照下さい)
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橋本
コスタデルソル の気候 [コスタデルソルでの生活]
日本では猛暑とゲリラ豪雨が続き、お盆が過ぎても残暑が厳しい。
ご存知の通り、この夏はスペイン南部やポルトガルでも記録的は暑さが続く。
今日のコルドバの最高気温は38度だが先週は43度にもなったとの事。
この暑さは想像できない。
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コルドバ、セビリア、グラナダ、マラガなどはスペイン南部アンダルシア
州に位置する。
がしかし同じ南スペインでも、私が住んでいるマラガを含む地中海沿岸部
(コスタデルソル=太陽海岸)とコルドバ、セビリア、グラナダなどの
内陸部では気候が全然違う。
日本の太平洋沿岸では黒潮の影響などで暑いが、地中海の水温は7~8月で
22~23度、冬は15度を下回らない。
その為コルドバで43度でもここベナルマデナでは日差しが
強くても30度前後と大変過ごし易い。これがこの地の大きな魅力だ。
*ベナルマデナのビーチ。私のアパートから徒歩12分程。
この海岸が5キロ程続く。
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橋本
金曜朝市 [コスタデルソルでの生活]
ここベナルマデナでは毎金曜日の午前中 (09:00~14:00) に朝市が立つ。
田舎町にしては結構大きな朝市でお店の数は400軒以上だと思う。
衣料品の店、革製品の店、メガネからおもちゃまで、また野菜や
果物の店もある。
とにかく全てがビックリする程安い。
T-シャツや革のベルトが3ユーロ、ワンピースが5ユーロ、靴などは8ユーロ、
ハンドバッグは10ユーロなど。
この朝市は我がアパートから徒歩12~13分の所にあり
女房と2人で冷やかしに行き、買ったのは
トマト3キロ (大玉10個程)=1.5=200円(日本ではトマト1個100円)、
さくらんぼ2キロ(10個程)=1.5=200円(大手スーパーでは1キロ450円程)、
イチジク1キロ2.0=260円、
*トマト200円、1個使用済み。明日はトマトスープ予定
*女房が買った⑽ユーロの高級??バッグ1,300円。
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とにかく安い。
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橋本
ビールの値段 [コスタデルソルでの生活]
*1リットル65セント=約85円のラガービール
何度も書く様だが、スペインではビールが大変安い。
写真左端のLAGERは昨日バーゲンで55セント=約72円で売られていた。
ビールの原価は一体いくらなのか。
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日本では500mlの缶ビールが1缶260~300円で売られている。
ビール会社はビールの半分(45%)は税金で弊社は儲けていません、と
言い訳しビールが高いと思う方は発泡酒をどうぞと言うので、私もそうなんだと
何と無く納得していた。しかし何かおかしい。
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スペインでもビール税は21%だ。
上の写真は広告などしないスペインの格安ビールだが、
コマーシャル等の広告をする大手有名ブランドビールの
スーパーでの値段は大体1リットルEUR 1.10 = 145円だ。
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日本の大手4社(キ・ア・サ・サ)のビール1リットルの税抜き価格:
(0.5L=280) 1L = 560円 x 0.55 = 308円
スペインの大手ビール会社の1L税抜き価格:
145円 x 0.79 = 115円
日本のビールはスペインのビールに比べザックリ3倍近く高い。
ドイツでもビールとコーラの値段は同じだ。
日本でビールが高いのは税金が高いからだと思っていたが
それだけではない様だ。
やはり日本のビール会社は儲け過ぎだ。
日本のお父さん達はもう少し怒ってもいいのではないか。
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来年あたりから0.33L缶の税金を段階的に一律55円にする様だが
ビール会社に値下げを要請しても良いのではないか。
*夜10時でも賑うベナルマデナ海岸のレストラン
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橋本
7月の生活費 [コスタデルソルでの生活]
先ほどIKEAのショッピングから帰り、今ジントニックを飲みながら
このブロブを書いている。
トニックウォーターは33ml缶50円ほどで高くはないが、私愛用の
ビーフィーターの値段は日本の安売り酒屋の値段より高く750ml瓶で1200円程だ。
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さて、こちらに来て2ヶ月が過ぎ、生活にリズムが出て来た。
朝ゆっくり起きて、ゆっくり朝食をとり、1時間程プールで泳ぎ、ビーチを散策し、
買い物をし、時々小旅行をし・夜はワインかビールを飲み、等々。
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我が家(夫婦2人)の7月の家計簿は下記の通りだ。
*食料・交通費、雑貨購入などの生活費: EUR 535.- = 70,000円
*交際費と外食費: EUR 320.- = 43,000円
*その他の費用: EUR 360.- = 47,000円
(その他経費には滞在許可証取得費、スペイン語学校の授業料1万5千円、
靴代1万円が含まれる)
アパート代と電気代: EUR 500.- = 65,000円
東京のマンション管理費等: 30,000円
生命保険・健康保険・スペインの保険の合計 = 50,000円
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7月の合計経費:305,000円
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参考までに、6月の経費は生活費10万円、外食・交際費6万円、引っ越しその他の
経費8万円、アパート代6万5千円、東京のマンション経費3万円、保険代等5万円 =
6月の合計経費:385,000円
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夫婦の年金合計20万円を差し引くと約10万円の赤字だ。
来月からは、交際費で2万円、その他の経費で3万円セーブできると思うので
毎月5万円の赤字になる計算だ(多分)。
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夏はコスタデルソル が一番涼しいのでフランスやドイツへの小旅行は9月からを
予定している。
旅行経費として年間100万円程の予算を別途組んでいるが、その内アルバイトを
探す事になるかも知れない。皿洗いぐらいしか出来ないが。
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毎日美味いものを食べ、毎晩晩酌してこの費用だからやはりコスタデルソル に来て
良かったと思う。
*ミハスの闘牛場にて。
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橋本