スペイン語学校 [コスタデルソルでの生活]
こちらでの生活が少し落ち着いたので今週からスペイン語学校へ通うことにした。
シニアコースを選択し昨日がファーストレッスン。
私と50代のスイス人夫婦の3人でスタート。
2時間レッスンが週2回(月・水)で1ヶ月20時間、月謝はEUR 110.-だ。
*学校名はマラビジャス、パンフレット右端の女性が私の先生ローサさん。
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実を言うと去年の春頃にスペイン・プチ移住を計画したのと同時に、渋谷の語学学校に
毎土曜日1時間だけ通いスペイン語の勉強を始めた。
6ヶ月ほど続けたが週1時間では日常会話も話せる様にならない。
しかし文法や動詞の活用を結構覚えたので、こちらに来て町の看板が理解できたり、
道路標識がある程度分かったので大変助かった。
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問題はスペイン語会話だ。
彼らが話している事がさっぱり分からないので自然とスペインに居ても
スペイン語を話す機会が少なく殆ど英語で済ませてしまう。
こちらに来て2ヶ月、日本で覚えた単語などは殆ど口から出てこない。
日本からスペイン語文法の参考書と辞書を持って来たので、6ヶ月で
なんとか日常会話を話せ理解できる様になりたい。
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一昨日(事情があり)私のアパートでこちらに住む日本人5人と飲み会をした。
手巻き寿司、ソーメン、納豆、うなぎの蒲焼き、かぼちゃの煮込みなどを
皆なで持ち寄り盛り上がった。
*何度も言う様だが、こちらでは飲み物が安いのでこれだけ飲んで
合計約EUR 10.- = 1,300円だ。
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橋本
絶壁の町ロンダ [コスタデルソルでの生活]
昨日日帰りでロンダを訪問した。久しぶりだ。
20年程前にネスカフェのコマーシャルでロンダの街並みがテレビで流れてから
日本でも有名になりセビリア・コルドバ・グラナダと並んでスペイン観光では
欠かせない人気の町だ。(馬車の映像で「ロンダの朝はネスカフェで始まる、、、?」)
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私の住むベナルマデナからは9時20分の電車でフエンヒローラまで行き(10分)、
10時発のロンダ行き路線バスに乗る。
バスはマラガ始発でマーべリアなどを経由する為ロンダまでの所要時間は約2時間。
ロンダの標高は約700メートルで、バスはマーべリアを出るとひたすら山道を登る。
高野山への山道に似ていてバス酔いの心配がある。バスは観光客で満員だった。
ロンダのバスターミナルに到着後、徒歩で商店街を通り抜け闘牛場とスペイン広場へ。
有名なヌエボ橋は圧巻だ。渓谷の深さに足が震える人も。
なぜこの様な場所に町を造ったのか理解に苦しむ。
ロンダの見所はヌエボ橋とスペインで最古の闘牛場だが
私の一番のお勧めはパラドールのテラスでゆっくり昼食をとるかグラスワインを
飲む事だ。昼食の予算は1人2000円、グラスワインは1杯300円程だ。
帰りはジグザグいろは坂がきついので電車で帰って来た。
マラガ経由で自宅まで約2時間30分。
往路の電車とバス代の合計は1人EUR 11.-、復路のマラガ経由の
列車料金はシニア割引を利用しEUR 10.-だった。
バス代・列車代は日本の半額だ。
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橋本
タグ:コスタデルソル での生活
スペインのゴミ事情 [コスタデルソルでの生活]
スペインのゴミ回収は日本より進んでいるかもしれない。
日本では(マンション以外)各町内にゴミ置き場があり、月曜日と木曜日は
生ゴミ、火曜日は資源ゴミなどと回収日が決められ、朝ゴミ回収車が回って来る。
その上ゴミ置き場を町内会や自治会で掃除したりもする。
(マンションなどは管理会社に委託しゴミ処理をしている)
この方法だとカラスがゴミを撒き散らしたり、ネズミや害虫が発生する危険がある。
又、粗大ゴミは市役所や区役所に回収を依頼し有料となる。
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スペインではアパートメント毎にゴミを回収するのではなく
道路のいたるところに上の写真の様なゴミ捨て場(ボックス)があり
緑ボックスはグラス、青は紙類、黄色はペットボトルやプラスチック系、
グレーは生ゴミその他のボックスになっている。(地域により色などは違う)
各ボックスは地上1メートル程の高さだがこのボックスの下が大きな
ゴミ箱(電動)になっている。
又粗大ゴミもいたるところに捨て場があり、アパート改装の建材ゴミなども
そのまま捨てらる。
町の美観の問題があるかもしれないが頻繁に回収があり、翌日には片付いている。
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家庭のゴミ袋だが、日本では市や町の指定ゴミ袋やスーパーのレジ袋を利用するが、
こちらでは30枚EUR 1.5 = 約200円程の口紐付きのゴミ袋が売られている。
これは優れ物で日本に持って帰りたい程だ。
夫婦2人1日のゴミ。口紐付きのゴミ袋と1本250円のワイン、
1L.130円のビール、1.5L.1本80円のミネラルウォーター。
スペインでは生水は美味しくない。カルキが一杯だ。
その為、飲み水、お茶・コーヒーと料理の水はミネラルウォーターを
使う。夫婦2人で1日2本は使うので金額的にもバカにならない。
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橋本
タグ:コスタデルソル の生活
カルメンの聖母 [コスタデルソルでの生活]
昨日はコスタデルソル の祝日だった(スペインの祝日ではない)。
Virgin del Carmen(カルメンの聖母)の日との事で、よく分からないが
地中海沿岸の漁師の無事と大漁祈願の祭りの様だ。
マラガなど沿岸の町ではそれぞれの神輿とお祭りがあるとの事だが、
ここベナルマデナでは私のアパートから300メートル程の所にカルメン教会があり、
18:00頃にマリア様のお神輿が教会を出発、多分市長さんなど町の重鎮を先頭に
神父様と30人程のブラスバンドで街中を練り歩き21:00頃に港に到着、
歌手がフラメンコの様な歌を2〜3曲歌い盛り上げ、お神輿は船へ。
10:30頃にお神輿は20艘程の小舟に囲まれベナルマデナ港を出発、
沿岸の漁村を巡り2時間程で港に帰り、そこから出発地のカルメン教会へと戻る。
お祭りの終わるのは夜中の2時との事だ。(私は港でお神輿を見送り帰った)
この祭りのクライマックスも夜中になり、港には沢山の子供も一緒にはしゃいでいる。
スペインの夜はいつも遅い。
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橋本
2018-07-16 [コスタデルソル で新生活]
こちらで毎朝「とくダネ!」を見、土曜は「ウエークアッププラス」、日曜は
「サンデーモーニング」を見る。
日本では豪雨による土砂災害などで200名以上の方が亡くなり、昨日も
猛暑のため6人が死亡、数千人が救急搬送とのニュースを観て心が痛む。
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世界には極寒の地や砂漠地帯など考えられない厳しい自然環境に
住む人が沢山いる。又「こんな所に日本人」も沢山いる。
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人間は今住んでいる場所を愛しているからそこに住み続けるのだろうか。
人間は臆病だから生まれ育った地や今住んでいる場所を離れられないのだろうか。
なぜ常夏のハワイやここコスタデルソル などへの引越しを考えないのだろうか。
引っ越ししたいが、家族が反対する、言葉が分からない、仕事がない、経済的な問題がある、
友達がいない、今更リスクを負いたくない、今の生活に満足など様々な理由があると思う。
自分の人生なので自分が納得すればそれで良い。
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こちらにプチ移住した自分はノーテンキなのだろうか?
小説(映画)「終わった人」を読み、色々考えさせられた。
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ここでちょっと休憩。
サッカーワールドカップの決勝戦が始まった。
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クロアチアを応援したがフランスが4-2で勝った。
エッフェル塔広場やシャンゼリゼは優勝を喜ぶフランス人で溢れている映像が
テレビで流れている。
がしかしフランスチームの8割が黒人やアラブ系の人でアランドロンの様な
フランス人選手は数える程しかいない。
多様化の時代だと頭では分かっているが、何か割り切れない。
もし侍ジャパンの半数が外国人の場合、日本が勝っても私は素直に喜べない。
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雨の降らないコスタデルソル より。
橋本
タグ:コスタデルソル で新生活
夏のバーゲン [コスタデルソル での生活]
7月に入りスペインでも夏のバーゲンが始まった。
8月15日頃まで続くらしい。
地元ベナルマデナのどの店もバーゲンで混雑している。
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昨日女房に連れられマラガへ行った。
私のアパートの最寄駅から電車で約30分。私達はシニア割引き(60歳以上)を
利用できるので電車代は片道EUR 1.6 = 約210円だ。(通常350円程)
スペインの有名デパート「エルコルテイングレス」もいつもはガラーんと
しているが昨日は人で一杯だった。50%割引きのお買い得品も豊富だ。
ショッピングセンター内の「ザラ」へも行った。ご存知の通りザラはスペイン発の
ユニクロで日本のどのショッピングセンターにも出店している。
女房の話しによるとどの商品も日本のザラに比べ約3割は安いとの事。
こちらも若い女性で混雑していて、床には試着後のシャツなどが散乱して
いるのに驚いた。床に散乱した服を片ずけないのがザラのスタイルらしい。
大した買い物もしなかったが、夜クタクタになって帰って来た。
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スペインの物価は安いと何度も書いたが昨夜スーパーで売っている
最安値のビールを飲んだ。何と1リットルEUR 0.75 = 100円だ。
発泡酒ではなく日本のビールと味は変わらない。
(通常のビールは1リットルEUR 1.3 = 約180円)
日本のビールはなぜ3〜4倍も高いのか不思議だ。
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橋本
タグ:マラガのバーゲン
コスタデルソル は亜熱帯?
今日は29度と暑いので昼はソーメンを食べた。
ソーメンとつゆは日本から持って来た。こちらの食生活に欠かせない。
こちらのスーパーで乾燥うどんを売っていたので次回は冷やしうどんを試食したい。
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コスタデルソル の気候は亜熱帯だろうか?
亜熱帯と言うと蒸し暑い気候をイメージするが、こちらの冬の平均最低気温が10度前後、
冬の平均最高気温が20度前後、夏の平均最低気温が18度前後、夏の平均最高気温が
28度前後、湿気は夏も冬も40%前後との事だ。
雨季はなく、冬に少しだけ雨が降るが夏は殆ど雨が降らない。台風もない。
この気候で植物はすくすくと育つ。
こちらの街路樹は椰子の木が多く、町は常夏のイメージだ。
私の住むアパートの前にどでかい野生のゴムの木が数本ある。
また近くの公園に植えられているサボテンは3メートル程の高さ、アロエも
2メートル程まで育つ様だ。
私はこれまでの仕事柄ハワイもニューカレもタヒチも行ったことがあるが
こちらの植物の成長ぶりには驚いた。
(北米や北欧では杉や松系の木がどでかくなり松ぼっくりも20センチ以上)
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橋本
タグ:コスタデルソル の気候
コスタデルソル のイギリス人
前回のブログ・生活費で6月の出費合計が33万円で13万円の赤字と書いたが
自動引き落としになっている生命保険、健康保険、スペインの健康保険の
合計約5万円が追加となり合計18万円の赤字だ(介護保険は計算済み)。申し訳ない。
これだと飲み代を少し減らさねばならない。
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先日夜遅くマラガ空港へ行って驚いた。
21:00~25:00間のマラガ到着は33便。ざっくり6000人だ。
その中で目立つのがイギリス各都市からのフライトだ。
先ほどイギリスからマラガへのフライトをネットで検索してみた。
7月16日(月)、1日の検索だが結果は下記の通り。
ロンドンから12便、エジンバラから2便、グラスゴーから3便、バーミンガムから4便、
マンチェスターから4便、リバプールから3便、ブライトンから4便、カーディフから1便、
ブリストルから3便、ベルファーストから4便で合計1日40便。
単純計算で1ヶ月1200便、月間24万人だ。
夏のピークシーズンとは言えこれは凄い数字だ。
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コスタデルソルではマラガ空港だけでなく、イギリスからは国内線で
ジブラルタル(英領植民地)に到着するフライトも1日6~8便あるので
人数は更に増える。
フランス人はニース・カンヌなど自国にコート・ダジュールがあるので
コスタデルソル には来ない。
またドイツ人はロードス島などギリシャの島々、マジョルカ島やカナリア島など
スペインの島々やトルコのリゾートに流れるため思ったより少ない。
北欧からの人も多いがイギリス人の比ではない。
そう言えば私の住んでいるアパートの約半数はイギリス人だ。
来年ブレグジットでイギリスがEUを離脱すればビザの問題が出るので
影響は大きいかもしれない。
橋本
タグ:コスタデルソル 新生活
1ヶ月の経費 [コスタデルソル で新生活]
こちらに来て1ヶ月が過ぎた。
色んな人に助けられ大きな問題もなく、外人登録(警察)と市民登録(市役所)を
済ませ、後はレジデンス(移民局)と言う在留登録をするだけだ。
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6月01日から30日まで1ヶ月の経費は次の通りだ。
*夫婦二人の一般生活費(食費、交通費、衣類その他必需品購入等)EUR 757.- = 約10万円
*交際費と外食費:EUR 451.- = 約6万円
*引越しと移住の為の費用等:EUR 610.-=約8万円
(新ベッド代3万円とキッチン家具代1万円を含む)
*アパートの家賃(家具・食器付き)と電気代の合計: EUR 500.- = 約6万5千円
これらの合計約30万円と東京の自宅(マンション)が管理費、電気代等で約3万円。
夫婦の年金合計が20万円。差し引き約13万円の赤字だ。
7月からは一般生活費で3万円程と交際費で2万円程が節約でき、引越費用等の8万円が
無くなるので赤字にならない計算だ。
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こちらに来てからまだ雨が降らない。
毎日快晴で気温は25~28度で湿気は50%前後と快適だ。
ベナルマデナからトレモリノスまでは約10㌔の遊歩道が続く。
家賃6万円のアパートの外観と私たち夫婦の部屋(35平米)
このアパートはスタジオタイプの部屋約400からなり、管理人は24時間常駐、
プールは10:30~19:00オープン(無料)。
ビーチまで徒歩12分、大型スーパーまで200メートル、マラガ行き電車の駅まで
徒歩8分で不満はない。
アパートの住民の半分はイギリス人の様だ。
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橋本