日本で見かけない車たち [コスタデルソルでの生活]
スペインの国産車はSEATセアトだ。
戦後イタリアFIATの傘下でスタートしたが20年ほど前からドイツ
フォルクスワーゲンの傘下に入り現在年間10万台ほど生産している。
従業員数は2万人ほど。
スペイン人の憧れは何と言ってもドイツ車を持つ事で、セアトの料金が
1万ユーロ(130万円)を切ってもスペイン国内のマーケットシェアは
1割に満たない。
国産車の弱い国では色んな車を見ることができる。
もちろん日本車も見かける事が多くトヨタ・日産・ホンダ・三菱などの
合計でスペインマーケットの約15%のシェアを取っている。
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スペインで最も売れている車はルノーだが、フランスのルノーと
プジョーはドイツ車と比較し料金的に若干安いとの事。
フォルクスワーゲンを始めBMW・AUDI・ベンツ・ドイツフォード・オペル(GM)も
よく見かけ、かなりのマーケットシェアーを取っていると思うが、意外に頑張って
いるのが韓国車とチェコのSkodaスコダとルーマニアのDaciaダチアだ。
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韓国車はHyundai(現代)・KIA(起亜)がメインでSanyon(双竜)も
時々見かける。3社を併せると日本車と同じぐらいのシェアーがあるのではないか。
*現代は乗用車として、起亜はタクシーとしてよく見かける。
*サンヨン(双竜)と潰れた?デウ(大宇)も時々見かける。
チェコのスコダはフォルクスワーゲン傘下で復活しスペイン国内で積極的に
プロモーションしている。人気がありタクシーやレンタカーとしてもよく見かける。
*スコダ(フォルクスワーゲン・ゴルフの姉妹車)
ルーマニアの車ダチアは現在ルノーの傘下に入っているとの事。
こんな車があるとは知らなかった。
全てルノーと同じパーツを使用しているが料金は大変安い様だ。
*ルーマニアのダチアはロシアや旧東欧でよく見かける。
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橋本
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